医療・健康ガイド

【腎臓内科】〜正しい知識と自己管理〜

 腎臓病は自覚症状が少ないため、知らず知らずのうちに病状が進行してしまう病気です。進行すると人工透析が必要になりますが、早い時期に発見し、食事や生活習慣を見直すことで進行を遅らせることができます。特に透析に至らない時期(保存期腎不全)の食事療法は大変効果があります。

 一人でも多くの腎臓病患者さんの力になりたいとの思いから、藤井病院の雑賀センター長は定期的に『勉強会』を開催。毎回100名近くの方が参加され、今回で61回目を迎えます。この勉強会では食事療法のアドバイスの他、『腎臓病に対する正しい知識』と『なぜ食事療法が必要なのか』をお話してくれます。「勉強会に参加し、食事療法を学んだ患者さんは、家族や医療スタッフとの結びつきや信頼関係が出来ており、たとえ透析に至っても、現状を把握し自然と受け入れられるまでになっています」と雑賀センター長。実際に参加された方は「腎臓病と言う難しい内容を本当にわかりやすく話してくれる。」「病気のことを正しく理解することができ、病気に対する不安がなくなった。」と喜ばれています。

また、勉強会では希望の方に雑賀センター長監修の「低たんぱく食のレシピ集」も無料で配布されています。低たんぱく食とは思えない料理が満載で「簡単でおいしい料理が味わえる」と好評のこのレシピ集、年明けには第2弾が完成予定とのことです。ご期待下さい。

【2017年11月2日号】


医療法人良秀会 藤井病院

腎・透析センター長 雑賀 保至
日本内科学会認定内科医
日本腎臓学会認定腎臓専門医・指導医
日本透析医学会専門医指導医

大阪府岸和田市西之内町3-1 TEL:072-436-2201
http://www.ryoshukai.or.jp/fujii_hospital


第61回 腎臓病患者さんのための勉強会
■日 時/12月3日(日)午前9時30分〜12時
■講 師 /(医)良秀会  藤井病院 腎・透析センター長 雑賀 保至(腎臓専門医)
    (医)良秀会  藤井病院栄養科 下出 真知子(管理栄養士)
■会 場/老人保健施設「華」1F(藤井病院向)★参加無料
■申し込み・お問合せ/☎072-436-5101
(内直)6002 藤井病院・栄養科
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和泉市立病院 11月の市民医療講演会

和泉市立病院では、地域の皆様の健康にお役立ていただけるよう、さまざまなテーマの医療講演会を開催しております。どなたでもご参加頂けますので、お気軽に直接会場までお越し下さい。
(事前お申し込み不要、入場無料)

11/2(木)  14:00
(30分)
フチュール和泉3階
TRC和泉図書館集会室1、2
 放射線被ばくについて  中央放射線科
春木 真人
14:30
(60分)
がん患者を支える家族
★がんシリーズ
看護師
田中 登美
11/14(火) 14:00
(60分)
和泉市コミュニティセンター
4階 視聴覚室
 歩行時に足が疲れやすくなっていませんか?
〜足の動脈硬化の話〜
循環器内科
松本 健嗣
 11/17(金)  14:00
(30分)
北部リージョンセンター
集会室1、2
 くすりの正しい飲み方 薬剤部
奥田 広志
 14:30
(60分)
 大腸がんについて
★がんシリーズ
消化器内科
中野 利宏
 11/21(火)  14:00
(30分)
北部リージョンセンター
集会室1、2
 生命を救う医療機器たち 臨床工学科
三浦 貴志
 14:30
(60分)
 60歳を超えたら気をつけたい
〜股関節・膝関節のイタミ、その診断と対応・治療法をお教えします〜
整形外科
柴田 雄輝
 11/28(火)  14:00
(60分)
和泉市コミュニティセンター
1階 中集会室
あんしんして治療を受けられるがんセンターを目指して
★がんシリーズ 
腫瘍内科
佃 博
 15:00
(30分)
 抗がん剤の治療を受けられる方へ看護師の立場から
〜患者様からよくある質問を中心に〜 ★がんシリーズ
看護師
松山 しま子
  11/30(木)  14:00
(60分)
 フチュール和泉3階
TRC和泉図書館 集会室1、2
 トピックスからみる放射線治療  中央放射線科
谷川原 竜乙

健康チェックコーナー
☆11/2、11/14、11/30 ……13:30開場(血管年齢測定なし)
☆11/7、11/21、11/28 ……13:00開場(血管年齢測定あり)

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医療法人徳洲会 和泉市立病院
和泉市府中町4丁目10番10号
☎0725-41-1331(代)
地域医療連携室まで

【皮膚科・形成外科】 年とともに頬のたるみが気になってきました。

年とともに頬のたるみが気になってきました。お休みを取らないですむ治療はありますか?
(42歳女性)

頬のたるみは、昔はフェイスリフトという手術による頬の引き上げしかありませんでした。しかし近年、画像解析技術の進歩で頬の脂肪が増えてくること、顎の骨がなくなることで頬のたるみがでてくることがわかってきました。顎の骨をヒアルロン酸注射で足し、頬の脂肪をイリュージョン注射で溶かし、最後にジェイリフトやスカーレットで頬全体の余った皮膚を縮めるだけでもかなりリフトアップ効果を得る事ができ、お休みを取る必要がなく人気です。個人差はありますが、40代のうちは切らずに治療、50代からは切開の治療が満足度が高いという海外のデータもあります。一度専門医のカウンセリングをお受けになることをお勧めします。

【2017年11月2日号】

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形成外科学会専門医 森川 一彦

いけだクリニック皮膚科・形成外科
大阪府和泉市葛の葉町60-11  ☎0725-44-4481

★この新聞やホームページで最新の詳しい医療情報を流しています。是非ご覧下さい。
http://www.medicalkiss.com/

【眼科】類嚢胞黄斑浮腫

2〜3年前に右眼の網膜静脈分枝閉塞症になり、レーザー治療を受けました。まだ網膜の中心に水膨れが残っていて視力が0.4ぐらいです。今後どのようにしたら良いでしょう?
(泉大津市64歳男性)

お話しからすると、網膜静脈分枝閉塞症後のCME(類嚢胞黄斑浮腫)の状態です。網膜の一番重要な働きをする黄斑部に、網膜静脈閉塞による血管障害で、血漿成分が血管から漏れ出し、水分がたまった状態がCMEです。

 最近では三次元画像解析装置(OCT)という機械を使って詳細な診断が可能になりました。当院でも多くのCMEの方がおられ、最新のOCTを使って診察しています。治療はレーザー治療・ステロイド注射・硝子体注射・手術などがあり、最近は硝子体注射が注目されています。OCTは眼のMRIの様な器械で、今まで見ることができなかった網膜の細かな病変を写すことができ、適切に使用することで最適な治療方針の決定が可能です。一度主治医と相談されては如何ですか?

【2017年11月2日号】

dr_sakai
さかい眼科 院長 酒井 亮一
大阪府泉北郡忠岡町忠岡東1-20-23 ☎0725(20)3103
http://www.myclinic.ne.jp/sakai_cl/

【歯科】知覚過敏症

 11月に入りすっかり寒くなりました。年末に向けてなにかとあわただしくなるこの季節。今回は歯の知覚過敏症のお話です。

 例えば歯ブラシの毛先がふれたり、冷たい飲食物、甘いもの、風にあたった時に「しみる!」と感じられたことはないでしょうか?特に虫歯があるわけではないのにこのような症状がでることを歯の知覚過敏症といいます。夏場に冷たい飲み物を飲んだ時や、水道水の冷たい冬場、またこの時期気温が寒くなることで歯をくいしばることが多くなり、このことでも歯の知覚過敏症が起こりやすくなるといわれています。むし歯が原因ではないため、歯を削る必要はほとんどの場合ありませんが、気になる場合はお気軽にご連絡ください!

【2017年11月2日号】

辻野歯科スタッフ写真

辻野歯科医院 院長 石田 嘉彦
大阪府高石市東羽衣5-14-16 ☎072(265)8211
http://www.tsujino-dental.com

【泌尿器科】前立腺がん検診をうけましょう

 前立腺がんは、年齢とともに増加し、特に65歳以上の人に多いとされています。国立がん研究センターの報告によると2015年の短期予測では前立腺がん罹患数は年間9万8400人で第1位、死亡数は年間1万2200人(第6位)とされており高齢化とともに増加しています。

 前立腺がんのリスクとしては、家族歴が罹患リスクを約2.4から5.6倍に高めることが知られており、遺伝的要因の関与は確実と考えられています。その他には、生活習慣や肥満などもいわれていますが後天的要因を特定することは困難とされています。前立腺がんは、一般的に進行が緩徐ですが、中には比較的早く進行することもあり早期発見と早期治療が有効と考えられます。

 しかしながら、早期の前立腺がんには特徴的な症状がなく、進行し骨に転移した結果、腰痛で発見されることもあります。最近は、症状がなくても人間ドックなどで、腫瘍マーカーである前立腺特異抗原(PSA)が高値であることを指摘され、生検を受けて診断されることも増えてきています。前立腺がんは、早期に発見すれば手術や放射線治療で根治することも可能です。また、たとえ進行してから発見されても内分泌治療で進行を抑えることができ、さらには内分泌治療が効かなくなっても、最近は新しい治療薬が開発されており、治療を続けることが可能になっています。

 和泉市では50歳以上の市民を対象として、特定検診・後期高齢者医療の健康診断と同時にPSA測定を自己負担金500円で受けることができます。お近くのがん検診実施医療機関(詳しくは和泉市のホームページで検索して下さいい)へ受診されることをお勧めいたします。

【2017年10月5日号】


和泉市立病院
泌尿器科 医師 林泰司
和泉市府中町4丁目10-10 ☎0725(41)1331
https://izumi.tokushukai.or.jp/

『患者さんに寄り添った診察』をモットーに/高石藤井病院

9月より腎臓内科に赴任された井上先生にお話しを伺いました

 平成21年に京都府立医科大学を卒業し、6年間の内科医の研修後、腎臓内科医として兵庫、奈良、京都の病院に勤務していました。当院では、腎臓病初期の精査検査から、透析に至るまで腎臓病をトータルにケアしています。また、腎臓の病気は、糖尿病や心疾患、高血圧など多くの病気と関係性があるため、診療では腎臓病だけでなく全身を診ることを心がけています。

 腎臓病は薬剤の他、生活習慣の改善や食事療法など多くの治療法があります。そのため、患者さんだけでなく家族の方にも理解し協力して頂けるよう、わかりやすく説明し、それぞれ個々の患者さんにとって最良の治療法を選択していきたいと思っています。

地域包括ケア病棟について

 地域包括ケア病棟とは、急性期治療を経過し、病状が安定した患者様に対して、在宅や介護施設への復帰支援に向けた医療や支援を行う病棟です。本来は、一般病棟で病状が安定すると、早期に退院して頂くこととなりますが、在宅での療養に不安があり、もう少しの入院治療で社会復帰できる患者様の為に高石藤井病院では「地域包括ケア病棟」を準備しております。

入院期間60日間が限度となりますが、期間内に安心して退院できるように医師、看護師、リハビリスタッフ、医療ソーシャルワーカーが在宅復帰に向けて支援をさせていただきます。

【2017年10月5日号】


医療法人 良秀会 高石藤井病院
腎臓内科 
医師 井上 貴文

高石市綾園1-14-25 ☎072-262-5335
http://ryoshukai.or.jp

和泉市立病院 10月の市民医療講演会

和泉市立病院では、地域の皆様の健康にお役立ていただけるよう、さまざまなテーマの医療講演会を開催しております。どなたでもご参加頂けますので、お気軽に直接会場までお越し下さい。
(事前お申し込み不要、入場無料)

10/10(火)  14:30
(60分)
 北部リージョンセンター
集会室1、2
 乳がん検診について
がんシリーズ
 外科
阪本 一次
10/18(水) 14:00
(45分)
 和泉市コミュニティセンター
1階 小集会室
急な入院であせらない為に知っておくとよいこと
〜一緒に考えてみましょう〜
退院調整看護師
竹本 美希
三宅 夏子
14:45
(30分)
 当院でわかる感染症検査
〜迅速キットを用いて〜
中央検査科
立石 剛
10/20(金)  14:00
(60分)
 北部リージョンセンター
集会室3
早期胃がんとピロリ菌のはなし
がんシリーズ
消化器内科
尾野 亘
 10/27(金)  14:00
(60分)
 和泉市コミュニティセンター
4階 視聴覚室
 ウイルス性肝炎について 消化器内科
坂口 浩樹
 15:00
(30分)
 知って受けよう!マンモグラフィ
がんシリーズ
中央放射線科
柏原 聡子
 10/31(火)  15:00
(60分)
 フチュール和泉3階
TRC和泉図書館集会室1、2
 ぜんそくの話 呼吸器内科
松下 晴彦

健康チェックコーナー
◆血管年齢測定
(講演1時間前より開始いたします。)

tokushukai_ill

医療法人徳洲会 和泉市立病院
和泉市府中町4丁目10番10号
☎0725-41-1331(代)
地域医療連携室まで

【皮膚科・形成外科】年のせいか、まぶたが重いのですが…

確かに加齢により眼瞼の皮膚は他の 部位より早く伸びますが、他にも原因があります。まず、正面を見て下さい。瞼の縁より皮膚が下にあるのは皮膚性眼瞼下垂症です。一重瞼の人は元々皮膚が被さっているので、加齢による影響が早く進行します。瞼の縁が少しでも露出するように重瞼術を受けましょう。伸展して余剰になった皮膚の切除は保険診療できれいに除去できますが、約1週間の腫れを伴います。

 正面視で角膜の上が隠れるのは、眼瞼下垂症です。従来は切開法しかなかったのですが、当院で発明したオリジナルの切らない眼瞼下垂術が適している症例も多く有ります。いずれにしても目を開く際に眉を挙げている人は手術適応です。一度専門医にご相談下さい。

【2017年10月5日号】

dr_morikawa
形成外科学会専門医 森川 一彦

いけだクリニック皮膚科・形成外科
大阪府和泉市葛の葉町60-11  ☎0725-44-4481

★この新聞やホームページで最新の詳しい医療情報を流しています。是非ご覧下さい。
http://www.medicalkiss.com/

【眼科】加齢黄斑症

最近、右眼の視力低下があり近医で白内障と加齢黄斑症と指摘されました。加齢黄斑症について教えて下さい。(和泉市 73歳男性)        

加齢黄斑症は眼の奥にある光を感じる膜(網膜)の中央部(黄斑部)が加齢などにより傷害される病気です。新生血管が生じて出血し、急速に進行するタイプや、徐々に進行するタイプがあります。新生血管を伴うタイプの症状は、変視症(見たい部分が歪んで見える)で始まり、次第に視力低下・中心暗点(見たいところが暗くなる)となっていきます。両目に起こる方もあり、進行すれば社会的失明状態になっています。依然として治療が困難な病気ですが、最近の主流は、眼中に特殊な薬剤を注射する方法です。月に一回、3ヶ月間、あとは必要に応じて注射を追加します。ただ、症例によりかなり治療法・結果が違うのでよく主治医と相談されては如何ですか?

【2017年10月5日号】

dr_sakai
さかい眼科 院長 酒井 亮一
大阪府泉北郡忠岡町忠岡東1-20-23 ☎0725(20)3103
http://www.myclinic.ne.jp/sakai_cl/