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【小児科】子どもの夜尿症について

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 おねしょを経験しなかった人はいないのではないでしょうか。乳幼児は皆、おねしょをします。それが普通です。でも、成長していくにつれて徐々におねしょをしなくなります。 だいたい3、4歳頃になると排尿のメカニズムが発達してくるため、夜間に尿を膀胱に貯めておくことができるようになってくるのです。ところが5、6歳を過ぎてもおねしょが続く場合は、積極的な生活改善やお薬が必要となってくる場合が多いため、病気を意味する「症」という言葉を付けた「夜尿症」という呼び方をします。

 夜尿症の原因は様々ですが、①夜間に作られる尿の量が多い「多尿型」②尿を貯めておく膀胱の働きに問題がある「膀胱型」③多尿型と膀胱型の両方が原因である「混合型」④他の病気が存在しているために生じる夜尿、などに大別されます。

夜尿症は自然に治ってくる事も多いのですが、適切な対応をとることでより速く夜尿を治すことができる可能性があります。

 当院の小児科では、そういった夜尿でお困りの方々のために夜尿外来を行っています。まずはお気軽にご相談下さい。
【2015年12月17日号】

dr_iwamoto

和泉市立病院・小児科 医師 岩本 裕敬
(日本小児科学会専門医・新生児蘇生法インストラクター)
大阪府和泉市府中町4-10-10 TEL.0725(41)1331
https://izumi.tokushukai.or.jp/